「65歳を超えて仕事を辞めたら、もう雇用保険の給付金はもらえないの？」
そう思っている方、実はチャンスを逃しているかもしれません。
65歳以上の方でも受け取れる雇用保険の給付金があるんです。
その名も【高年齢求職者給付金】！
この記事では、制度の概要から受給条件、支給額、申請手続き、必要書類、注意点まで、初心者にもわかりやすく詳しく解説していきます。
「雇用保険の給付金を始めるきっかけ」にもなるので、ぜひ参考にしてください！
制度の概要【雇用保険の給付金を始めるきっかけに】
高年齢求職者給付金とは、65歳以上で雇用保険に加入していた方が、離職した際に受け取れる給付金です。
本来、失業手当（基本手当）は65歳未満が対象。しかし、高齢者向けにこの特別な制度が設けられており、年金を受給していても申請できます。
受給条件【必ずチェック】
高年齢求職者給付金をもらうためには、次の3つすべてを満たす必要があります。
- 離職時に65歳以上で、かつ雇用保険に加入していた
- 離職日以前の1年間に、被保険者期間が通算6カ月以上ある
- 賃金支払基礎日数11日以上、または80時間以上ある月を「1カ月」とカウント
- 失業状態であり、再就職の意思があり求職活動をしている
支給額と支給日数【気になる金額は？】
支給額は以下の計算式で決まります。
- 基本手当日額 × 支給日数
基本手当日額とは？
退職前6カ月の総賃金（残業代・通勤手当も含む）を180で割った額に、50～80％（所得に応じて割合変動）をかけた金額です。
支給日数は？
- 雇用保険加入期間6カ月以上～1年未満 → 30日分
- 雇用保険加入期間1年以上 → 50日分
※支給は原則「一括」で振り込まれます（一時金方式）。
申請手続きと必要書類【スムーズに進めるために】
申請の流れ
- 退職後、会社から離職票（1・2）を受け取る
- 必要書類をそろえてハローワークで求職申込と給付金申請
- 7日間の待機期間（自己都合退職の場合はさらに2～3カ月給付制限あり）
- 失業認定後、指定口座に一括支給
必要書類リスト
- 離職票（1・2）
- 雇用保険被保険者証
- マイナンバーカード、または個人番号確認書類＋身元確認書類
- 本人名義の通帳またはキャッシュカード
- 顔写真（3cm×2.5cm程度）
注意点・知っておきたいこと【後悔しないために】
- 年金と併給OK！（年金受給中でも高年齢求職者給付金はもらえます）
- **申請期限は離職後1年以内。**特別な事情があれば延長申請も可能です
- 申請や相談は最寄りのハローワークで。
- 給付金は所得とみなされず、確定申告不要。
- 待機期間中・申請中にパート・アルバイトすると受給資格を失う場合があるので注意。
さらに詳しい参考リンク【信頼できる情報源】
✅ オリックス銀行コラム｜高年齢求職者給付金とは一体何？条件や受給額の計算方法
✅ マイナビミドルシニア｜高年齢求職者給付金とは？受給方法と支給額について
✅ 退職ジャパン｜高年齢求職者給付金とは？もらえる条件・金額・期限や受給方法は
✅ ハウスドゥ｜【FP解説】高年齢求職者給付金とは？受給できる条件や金額など
まとめ
高年齢求職者給付金は、65歳を超えても新たな一歩を踏み出すための大切な支援制度です。
「雇用保険の給付金を始めるきっかけ」として、この機会にしっかりと情報を整理し、活用しましょう！
申請期限を逃さず、必要な手続きをスムーズに進めるためにも、今すぐ動き出すことをおすすめします。
💬もし「申請方法がわからない」「自分も対象か確認したい」という方は、コメント欄または問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいね！
